福岡ソフトバンクホークス
深緑が際立つ、南海最後のユニフォーム
ホークスは1984年から、前身の南海ホークス最終年となる88年まで使用されたユニフォームを着用する。
いまではすっかり九州のチームとなったホークスだが、当時は大阪・難波にあった大阪球場が本拠地。かつては野村克也氏がプレイングマネージャーとしてプレーし、最終年となる88年には、当時の主砲・門田博光が40歳にして二冠王を達成するなどの歴史を経てきた。
長らくチームカラーとして使用された緑も、年代によって明るめの色が採用されたりしてきたが、最後は濃い目の深緑だった。福岡移転後は、限定ユニフォームを除き、緑色のユニフォームが採用された例はなく、当時を懐かしみ、復刻の声が多かったオールドユニフォームのひとつである。
福岡ソフトバンクホークスの変遷
門田博光氏
当時のファンブック
資料提供:野球殿堂博物館、日刊スポーツ