• 決戦の舞台完全ガイド 2012.10.07 UPDATE

    ついにクライマックスシリーズの舞台が決定。ファーストステージが西武ドーム、ファイナルステージが札幌ドームとなった。本コラムでは、それぞれの開催地で各チームがどのような成績を残しているか、決戦の舞台のデータを追う。

    勝ち取った本拠地開催も相性は鷹にあり!

    左の巧打者・長谷川勇也は “レオキラー”と言って良い成績を残している

    左の巧打者・長谷川勇也は “レオキラー”と言って良い成績を残している

    今季の対戦成績は、2位・ライオンズが11勝、3位・ホークスが13勝。そのうち、決戦の舞台、西武ドームでは11試合を戦い、ビジターのホークスが7勝4敗と勝ち越している。特にエースの攝津正は、同球場で4戦4勝・防御率1.64と無類の強さを発揮。主軸である中島裕之を11打数2安打と封じているのが大きい。また、打線では左の巧打者・長谷川勇也が打率.333、6打点と“レオキラー”ぶりを見せている点も、ホークスにとっては頼もしいところだ。心配なのは、切り込み隊長である本多雄一が10試合でわずか5安打、出塁率.132と苦手としているところか。

    ホークス戦で3本塁打と相性が良い秋山

    ホークス戦で3本塁打と相性が良い秋山

    一方、ホーム球場で絶対負けられないライオンズ。今季、ホークスとの本拠地最終戦となった9月6日の“前哨戦”では、9対2と大勝しており、通算では負け越しているとはいえ良いムードは残っている。同球場で6本塁打を放っている浅村栄斗、3本塁打の秋山翔吾の若い1、2番コンビの活躍がカギを握りそうだ。あとは、先発陣がいかに抑えの涌井秀章に繋げられるか。抑え転向後、同球場のホークス戦では2セーブを挙げ、1人の走者も許すことなく防御率0.00(!)と絶対的な安定感を誇っている。

    2012年・ライオンズ「西武ドーム」でのチーム成績&主力選手成績

    対ホークス チーム成績

    試合数 勝利数 敗戦数 引分数 勝率
    11 4 7 0 .364

    投手成績

    背番号 選手名 登板数 勝-敗-S 投球回 自責点 防御率
    11 岸 孝之 9 2-5-0 61 2/3 26 3.79
    18 涌井 秀章 28 0-3-19 35 10 2.57
    35 牧田 和久 14 7-5-0 91 1/3 31 3.05

    打者成績

    背番号 選手名 試合数 安打 本塁打 打点 打率
    3 中島 裕之 61 68 9 40 .312
    32 浅村 栄斗 53 53 6 24 .291
    55 秋山 翔吾 48 53 3 18 .301
    60 中村 剛也 54 47 12 36 .253

    2012年・ホークス「西武ドーム」でのチーム成績&主力選手成績

    対ライオンズ チーム成績

    試合数 勝利数 敗戦数 引分数 勝率
    11 7 4 0 .636

    投手成績

    背番号 選手名 登板数 勝-敗-S 投球回 自責点 防御率
    19 森福 允彦 3 0-0-1 3 0 0.00
    26 大隣 憲司 1 0-1-0 3 2/3 2 4.91
    50 攝津 正 4 4-0-0 33 6 1.64

    打者成績

    背番号 選手名 試合数 安打 本塁打 打点 打率
    1 内川 聖一 8 9 0 2 .333
    8 ペーニャ 11 9 2 11 .257
    24 長谷川 勇也 11 13 1 6 .333
    46 本多 雄一 10 5 0 1 .132

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