ついにクライマックスシリーズの舞台が決定。ファーストステージが西武ドーム、ファイナルステージが札幌ドームとなった。本コラムでは、それぞれの開催地で各チームがどのような成績を残しているか、決戦の舞台のデータを追う。
今季の対戦成績は、2位・ライオンズが11勝、3位・ホークスが13勝。そのうち、決戦の舞台、西武ドームでは11試合を戦い、ビジターのホークスが7勝4敗と勝ち越している。特にエースの攝津正は、同球場で4戦4勝・防御率1.64と無類の強さを発揮。主軸である中島裕之を11打数2安打と封じているのが大きい。また、打線では左の巧打者・長谷川勇也が打率.333、6打点と“レオキラー”ぶりを見せている点も、ホークスにとっては頼もしいところだ。心配なのは、切り込み隊長である本多雄一が10試合でわずか5安打、出塁率.132と苦手としているところか。
一方、ホーム球場で絶対負けられないライオンズ。今季、ホークスとの本拠地最終戦となった9月6日の“前哨戦”では、9対2と大勝しており、通算では負け越しているとはいえ良いムードは残っている。同球場で6本塁打を放っている浅村栄斗、3本塁打の秋山翔吾の若い1、2番コンビの活躍がカギを握りそうだ。あとは、先発陣がいかに抑えの涌井秀章に繋げられるか。抑え転向後、同球場のホークス戦では2セーブを挙げ、1人の走者も許すことなく防御率0.00(!)と絶対的な安定感を誇っている。
対ホークス チーム成績
試合数 | 勝利数 | 敗戦数 | 引分数 | 勝率 |
---|---|---|---|---|
11 | 4 | 7 | 0 | .364 |
投手成績
背番号 | 選手名 | 登板数 | 勝-敗-S | 投球回 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|
11 | 岸 孝之 | 9 | 2-5-0 | 61 2/3 | 26 | 3.79 |
18 | 涌井 秀章 | 28 | 0-3-19 | 35 | 10 | 2.57 |
35 | 牧田 和久 | 14 | 7-5-0 | 91 1/3 | 31 | 3.05 |
打者成績
背番号 | 選手名 | 試合数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 中島 裕之 | 61 | 68 | 9 | 40 | .312 |
32 | 浅村 栄斗 | 53 | 53 | 6 | 24 | .291 |
55 | 秋山 翔吾 | 48 | 53 | 3 | 18 | .301 |
60 | 中村 剛也 | 54 | 47 | 12 | 36 | .253 |
対ライオンズ チーム成績
試合数 | 勝利数 | 敗戦数 | 引分数 | 勝率 |
---|---|---|---|---|
11 | 7 | 4 | 0 | .636 |
投手成績
背番号 | 選手名 | 登板数 | 勝-敗-S | 投球回 | 自責点 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|
19 | 森福 允彦 | 3 | 0-0-1 | 3 | 0 | 0.00 |
26 | 大隣 憲司 | 1 | 0-1-0 | 3 2/3 | 2 | 4.91 |
50 | 攝津 正 | 4 | 4-0-0 | 33 | 6 | 1.64 |
打者成績
背番号 | 選手名 | 試合数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 内川 聖一 | 8 | 9 | 0 | 2 | .333 |
8 | ペーニャ | 11 | 9 | 2 | 11 | .257 |
24 | 長谷川 勇也 | 11 | 13 | 1 | 6 | .333 |
46 | 本多 雄一 | 10 | 5 | 0 | 1 | .132 |
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