10月4日にホークスのクライマックスシリーズ出場が決まり、出場全3チームが決定した。
ここでは、クライマックスシリーズ出場各チームのこれまでの闘いを動画を交えて振り返る。
杉内俊哉、和田毅、ホールトンの先発3本柱が抜けたこともあり、リーグ3連覇こそ逃したが、今季も投手陣の安定感は変わらなかった。エース格として期待された攝津正が17勝で最多勝のタイトルをほぼ手中にすると、11年ドラフト1位の武田翔太が高卒ルーキーながら8勝、左腕・大隣憲司も自己最多の12勝を記録。またリリーフ陣では、今季から新加入した岡島秀樹が、開幕から46試合連続自責点0という快挙を続けるなどフル回転を見せたほか、森福允彦も中継ぎ、抑えとして安定した投球を披露し、結果的に今季も防御率2.59(※9月30日終了時点)という成績で、2年連続リーグトップの防御率を誇ることとなった。
野手では、川崎宗則の抜けたショートには09年ドラフト1位の今宮健太が定着。また首脳陣の期待が高い2年目の柳田悠岐は、サヨナラ本塁打を放つなど潜在能力を垣間見せた。リーグ最多の三振数を記録するなど粗さも目立った打線ではあるが、新たな戦力を擁して上位に食い込む原動力となった。
投打ともに若手の台頭が見られたホークス。輝かしい将来に向け、大いなる一歩を踏み出した1年だった。
攻撃面
チーム | 打率 | 本塁打 | 盗塁 | 三振 |
---|---|---|---|---|
マリーンズ | .256 | 63 | 61 | 819 |
ファイターズ | .256 | 87 | 82 | 869 |
ホークス | .255 | 70 | 142 | 936 |
ライオンズ | .252 | 78 | 93 | 867 |
イーグルス | .251 | 50 | 116 | 761 |
バファローズ | .240 | 71 | 46 | 940 |
守備面
チーム | 防御率 | ホールドポイント | 完投数 | 失策数 |
---|---|---|---|---|
ホークス | 2.56 | 99 | 16 | 73 |
ファイターズ | 2.82 | 148 | 13 | 71 |
イーグルス | 3.03 | 93 | 13 | 78 |
マリーンズ | 3.12 | 93 | 13 | 78 |
ライオンズ | 3.23 | 113 | 8 | 98 |
バファローズ | 3.40 | 86 | 10 | 81 |
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