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10月4日にホークスのクライマックスシリーズ出場が決まり、出場全3チームが決定した。
ここでは、クライマックスシリーズ出場各チームのこれまでの闘いを動画を交えて振り返る。

• 北海道日本ハム
• 埼玉西武
• 福岡ソフトバンク

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埼玉西武ライオンズ

大胆な采配で“どん底”から復活　爆発力でペナント終盤の主役に

涌井のストッパーへの配置転換からチーム状況が好転

開幕前の優勝候補も、エース・涌井秀章ら投手陣の不調に苦しんだ。しかし5月、大胆にも涌井をストッパーに回す配置転換をしてからは、チーム状況が好転した。5月まで約2ヵ月で、リリーフ陣に9個もの黒星が付いたが、6月以降の４ヵ月では7敗とリリーフの弱さを改善。涌井は慣れないポジションで試行錯誤しながら30セーブを挙げて、一時は11ゲーム差をひっくり返して首位に立ったチームの浮上の立役者となった。

レギュラーに定着したヘルマンが新戦力として台頭

また、攻撃陣ではケガ人が相次ぎ、ここ5年連続でリーグ最多の本塁打数を誇った強力打線は影をひそめたが、新外国人のヘルマン、レギュラーに定着した秋山翔吾らが新戦力として台頭。1イニングで9得点を挙げるなど、一度火が点いたら止まらないここぞの“爆発力”は今季も健在だった。最後は、あと一歩ファイターズに届かなかったものの、終盤の逆襲ぶりは、前半の不安を吹き飛ばすほどに爽快だった。

チーム成績比較表※成績は10月4日終了現在です。

• 北海道日本ハム
• 埼玉西武
• 福岡ソフトバンク