• ここが見どころ CSファーストステージ第3戦 2012.10.15 UPDATE

    運命の一戦は両チームの打線がカギを握る!!

    数々の大舞台を経験しているベテラン・石井一久

    数々の大舞台を経験しているベテラン・石井一久

    初戦はホークスが投手戦で競り勝ち、2戦目はライオンズが強打でねじ伏せるという、お互いのチームカラーが如実に現れ、1勝1敗のタイになって迎える第3戦。勝った方がファイナルステージに進める運命の一戦には、どのような結果が待ち受けているのか。

    ライオンズの先発は、数々の大舞台を経験しているベテラン・石井一久。今季のホークス戦での登板は、4回4失点で降板した4月8日、5回1失点で勝利投手となった7月5日の2試合のみで、防御率5.00と結果はいまひとつ。一方、ホークスは自己最多となる12勝を挙げた大隣憲司。しかしライオンズ戦は1勝2敗・防御率3.00の成績で、唯一西武ドームで先発した9月6日も4回途中5失点(自責点2)と、結果を残せていない。

    自己最多となる12勝を挙げた大隣憲司

    自己最多となる12勝を挙げた大隣憲司

    相性がいまひとつ同士の先発であるため、この試合は打線の援護が勝負のカギを握りそうだ。その打線では、ライオンズが前日に3番・中島裕之、4番・中村剛也にタイムリーが飛び出すなど9安打8得点と本領を発揮。浅村栄斗、秋山翔吾の若い1、2番コンビも2人で3得点と十分に機能し、打線の調子は上がってきている。

    それに対してホークス打線は、2試合でチーム打率2割1分2厘、2得点と、例年同様にCSでの貧打が目立つ。しかし今ステージで打率.571の多村仁志、そして同打率.375の3番・内川聖一と好調をキープしている打者もいる。石井からレギュラーシーズンで本塁打を打っているものの今ステージで未だ無安打のペーニャや、2戦目で無安打に終わった松田宣浩に当たりが戻ってくると、ホークスにも十分勝機はある。

    今季、両チームの対戦で1勝1敗で3戦目を迎えたカードは5度あり、ライオンズが4勝1敗と大きく勝ち越している。パ・リーグのクライマックスシリーズでは初戦を落としたチームが次のステージに進んだことはまだないが、最大11ゲーム差、借金9から一時は首位に立つなど過去に例を見ない快進撃を続けてきたライオンズが、勢いそのままに新たな歴史の1ページを記すのか!それとも、2年連続日本一を狙うホークスが、獅子の勢いを跳ね返すのか!? ファイナルステージに勝ち進むチームは果たして・・・

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