• 優勝・CS争い キーマンは誰だ!~イーグルス編~ 2012.09.26 UPDATE

    長いペナントレースもいよいよ終盤!! 混“パ”を抜け出してペナントレースを制するのはどのチーム?
    クライマックスシリーズ出場圏内となる3位争いも見逃せない!!
    各チームのリーグ優勝・クライマックスシリーズ出場権争いの鍵を握る選手をピックアップ!!

    イーグルスキーマン
    #18 田中将大「彼の復調なくして浮上はなし」

    昨季、19勝・防御率1.27という成績で沢村賞を獲得した田中将大。今季はさらなる飛躍を期待されたが、4月下旬に腰痛のため1ヵ月以上戦線を離脱し、7月には右脇腹の違和感から登板回避するなどコンディショニングに苦しんだ。

    しかし、8月26日に延長10回を投げ切り、今季2度目の完封勝利。その投球に闘将・星野監督も「去年の田中が戻ってきた」と目を細めると、9月2日には試合こそ引き分けに終わったが、延長10回をゼロ封。9月9日のライオンズ戦は今季ここまで2試合に登板して7回0/3、11失点と苦手としていた相手に9回2失点の力投を見せた。

    スイッチの入った背番号18のフル回転なくして、2009年以来3年ぶりのCS進出はない。

    8/16 最終打者・陽を空振り三振にしとめプロ初完封勝利

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    イーグルス創設時からエースだった岩隈久志の背番号21を引き継いだ釜田佳直。高卒ルーキーながら5月20日の甲子園のタイガース戦で早くもプロ初登板初先発を経験。6月3日の本拠地・Kスタ宮城での初登板ではカープ相手に7回途中1失点の好投で2勝目を挙げて、「田中さんが1年目に11勝しているので、それを超えたい」と飛躍を力強く誓った。

    6月17日には強力なジャイアンツ打線を1失点に抑えてプロ初完投を記録し、星野仙一監督も「すげぇやつだな」と称賛。また、8月16日には当時首位だったファイターズ相手にプロ初完封勝利を挙げるなど、高卒1年目とは思えぬ投球ぶりを続けている。まだまだ粗さは残るものの、勢いと若さでチームをCSに導けるか。

    7/17 一、二塁間を鋭く抜けるタイムリーを放ち塁上でburn!

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    自慢の俊足を活かして、ここまで“つなぐ野球”を標榜するイーグルス打線の貴重なピースとしてグラウンドを所狭しと駆け回っている聖澤。今年は8割以上の成功率を誇る盗塁はもちろんのこと、3割後半の高い得点圏打率でチームの勝利に貢献している。

    7月17日のマリーンズ戦では延長10回に勝ち越しタイムリーを放つなど、要所要所で勝負強さを発揮するほか、8月9日のゲームでは、1試合3盗塁の活躍で早くも大台の40盗塁に到達。1試合4安打を3度記録するなど爆発力があるのも魅力のひとつだ。 「打って、守って、走ってチームに貢献したい」という聖澤が、悲願のAクラス進出に向けて、打ちまくって、走りまくる!

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